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2011-02-10

ご無沙汰

...しております。

"アメリカ滞在中になにか面白いことがあればブログにアップする" などと書いておきつつ、結局、完全放置状態にしていた私。
先週すでにドイツに帰ってきてしまいました。

実際のところ、色々楽しいことがあったんですが...、
滞在中は、本当に忙しくてブログを書く暇が全くなかったんです! なにせ、私が現地で参加した研究コースはとても intensive で、毎日朝から晩まで、モデリングだの、統計解析だの、分子イメージングだの、盛りだくさん学んでたんです。

まあ、コースの合間の数少ない休日にはちょっとしたレクリエーションがあったり、パサデナまで行って日本時代の恩人に会ったりと、思い出もそれなりにあります。その話は次回にまた。
とりあえずご報告まで。では。
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2010-05-06

悪魔の証明

"悪魔の証明"という言葉があります。

日本の学術的な慣用表現で、
"なにかがありえない、という消極的な仮説を理論的に示すのは非常に困難である"、
という事柄を言うときに用いられます。

たとえば、解析に基づいた研究をする際、
"物質 A が存在する"、とか "活性 B が働く"、という仮説を
証明する方法は簡単です。
適当な実験を行い、 A や B を実際に検出すればよいわけです。

しかし、"物質 A が存在しない"、とか "活性 B は働かない"、という仮説の場合、
話が異なります。
なぜなら、実験で A や B を検出できなかったとしても、
その不在を証明したことにはならないからです。
たとえば実験に用いた試料や方法に問題があり、
それが理由で検出できなかっただけかもしれない。
または、検出できないほど微量な A と B が存在しているかもしれない。

というわけで、こういう "~がない" という結論というのは、なかなか扱いが難しい。

実際のところ、そういう結論を導いて報告しても、
のちに別の方法により A や B の存在が改めて立証されてしまうことも、
度々あります。

今日 Science 誌に報告された、ネアンデルタール人に関する研究は、その良い例じゃないでしょうか。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8660940.stm
http://www.sciencemag.org/cgi/content/full/328/5979/710

ネアンデルタール人がホモサピエンス (我々の祖先) と交配していたか否か、というのは長く続いた論争でしたが、
これまでの分子遺伝学的解析では交配の記録を示す痕跡は確認できておらず、否定的な見解が有力でした。
しかし、今回、ネアンデルタール人のゲノムを解析し、現代の各人種の配列と詳細に比較したところ、
過去、ネアンデルタール人からホモサピエンスへの "遺伝子フロー (ほぼ間違いなく交配によるもの)" があり、ユーラシア系人類は彼らの遺伝的要素を幾分受け継いでいる、という証拠が見つかりました。
これまでの消極的仮説が、最新の大規模 DNA 配列解析により覆されたわけです。

今回の論文の責任著者、Svante Paabo はライプツィヒ在住のスウェーデン人研究者で、ドイツでは一般的にもよく名の通った人物です。
彼はもともと、交配否定説の極めて強力なサポーターでした。そんな彼が今回、自説をみずからの解析により180度変えたのは、はたから見ていて面白いものがあります。

ともかく、今回の論文はアフリカ起源説、人類の多様性を議論する上でも極めて重要な報告です。
今日、うちのラボではこの研究の話題でもちきりになりそうな予感。

2009-12-09

マルクト、トルコ&日本旅行

Munich

ドイツの冬の風物詩、クリスマスマーケットの写真ですが、これは去年のもの... しかも場所はミュンヘン。
来週、中心街そばのキャンパスで学生実習を担当していているので、可能ならばついでにゲッティンゲンのものも撮影しにいきます。


話は変わりますが、Manuela っていうウチの Department の秘書さんにこないだ言われたのですが、どうも私、年末にも関わらずまだ有給が24日残ってるそうで... たしかに今思い返してみると夏のスイス旅行以外、一度も休まなかったんですよね。今年は引っ越しや研究室の立ち上げで慌ただしく、どこか遠出する気にもなれなかったから、まあしょうがないといえばしょうがないんですが。

彼女によると、どうもドイツでは、労働者が有給を使用することは一種の規則なんだそうで、"来年はこんなことがないように!" としかられました。なんだかな~。

まあただ、今月の下旬には残りの有給を幾分使います。
目的はイスタンブール旅行、そして日本への帰省。楽しみ。


ちなみに日本では学会 (というか研究会?) にも参加する予定なのですが、その会費を捻出をお願いするために Manuela に申請書類をお願いしたところ、"休暇中に学会に参加するというのはありえないから、申請書類なんてない!" と言われました。
うーん、自腹か... まあどうせ数千円なんですが。


2009-10-20

Zimmerbamboe

私が今住んでいるゲッティンゲンはわりと田舎で自然豊かな場所なんですが、そのおかげか、こちらに越してから観葉植物に興味が出てきています。

これまで、アロエ、クワ、ベンジャミンの木を育ててたんですが、なんだか新しいものが欲しくなり、先週末、近所の植木鉢のお店でまた一はち買ってきました。
ただ、その新しい植物の水やりの仕方がよくわからなくて困ってるんです。

Zimmerbamboeという名の植物で、訳すると"室内用のタケ"。
保水性のかなり高い土に植えてあるので、多分水をたっぷりやっておけばいいんだろうけど。

うーん。
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